休養士・休養インストラクター
小林亨 先生

鍼灸師としての「休養学」
整体師・鍼灸師として日々施術にあたりながら、体操教室や健康教室でも指導を行っている小林亨先生。先生のもとを訪れるのは、肩こりや腰痛だけでなく、慢性的な疲労や不調を抱えた方々が多く、「まさに休養が必要な人ばかり」と語ります。日々お客様と向き合う中で、休養が心身の回復に欠かせないものであることを深く実感し、休養士としての知識を施術現場で積極的に生かしています。

小林先生が大切にしているのは、お客様との丁寧なコミュニケーション。施術中は体調や生活習慣を細かく伺いながら、その方が無理なく取り入れられる休養法を一緒に考えていくスタイルです。たとえば、睡眠の質の整え方、食事の選び方、休むタイミングの工夫など、日常生活に寄り添ったアドバイスを行っています。

「休養学」と出会って特に強く感じたのは、鍼灸師としての東洋医学の知恵と休養学が非常に親和性が高いことだそうです。なかでも「栄養タイプ」の休養は薬膳の考え方に通じており、食事が体調に与える影響を重要視してきた先生にとって、自然に受け入れられる理論でした。栄養タイプの休養とは、身体に必要な栄養素をしっかり補いながら胃腸に負担をかけない食事を心がけ、内側から回復を促すことを指します。体調に合わせた食材の選び方など、実践的なアドバイスも人気です。

これまで小林先生は、よみうり日本文化センターや大宮教育センターで定期的に講座を開催してきました。近年はオンラインへ活動の場を広げ、自宅から参加できる休養学セミナーを開催。桶川やいきいき埼玉でのセミナーでは、休養学の基礎から「7つの休養」、栄養・睡眠のポイント、そして最後はストレッチまで、幅広い内容をわかりやすく伝えています。鍼灸師として身体の構造を熟知する先生ならではの、実践的で納得感のある講座が好評です。
疲れている人ほど、セミナーに足を運ぶ余裕すら持てないことがあります。だからこそ、小林先生の活動は、日々の施術を通じて “休養の必要性に気づくきっかけ” を届ける場となっています。まず大切なのは、自分の状態を知ること。先生は穏やかで柔らかな語り口で寄り添いながら、一人ひとりに合った休養の方法を丁寧に伝えています。こうしたお人柄と確かな技術から、小林先生のロク鍼灸治療室は多くのお客様に信頼され続けています。

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講師プロフィール
小林 亨
(こばやし とおる)
ロク治療室 代表
はり師、きゅう師、国際鍼灸師
介護予防運動指導員
休養士・休養インストラクター
日本電気治療協会会員
早稲田大学在学中に鍼灸師を志し、大学4年次は鍼灸専門学校とダブルスクール。 鍼灸師免許を取得後、整形外科勤務、プロゴルフツアー帯同トレーナーなどを経験。 多様な施術経験を持ち、数年間の臨床経験を経て、独立開業。 現在は施術に加えて休養士としての活動にも取り組み、休養の視点から健康づくりを支援している。


[ロク治療室 概要]
場所:埼玉県さいたま市大宮区吉敷町1-118 SLビル101
電話:048-649-5428
URL:https://roku789.jimdofree.com/
