日本リカバリー協会とは

「リカバリー(休養)リテラシーの向上で、一億総主人公化社会に」


『とても疲れてしまったので明日会社(学校)を休ませて頂けませんか?』

こんな相談を受けた場合、あなたはどのように応えますか。
あなたの応えそのままが、日本社会の休養に対する考え方だと私たちは思っています。
国民の2人に1人が疲労を抱えて生活を送っている現代において、休むことの大切さを伝え、その重要性についての啓発・教育などの実践に取り組むことで、社会の休養リテラシーの向上により人と休養の関係性を変え、さらに科学に裏付けられたソリューションの提案を行う休養市場を創造し、ヒトが元気に意欲的に生活できる社会(各個人が主人公のような社会)を一般社団法人日本リカバリー協会では目指しています。

【目的とする社会課題】

リカバリー(休養)リテラシー不足による、心身のローバッテリー化

ヒトの身体を「畜電池」で例えると、休みは「充電時間」、一方、活動は「放電時間」。日々生活はこのエネルギーの充・放電を繰り返し、バランスをとっています。
しかし、畜電池が経年劣化し充電効率が低下するように、ヒトの身体も劣化していきます。
私たち現代人は、グローバリゼーションやデジタル社会・24時間型の社会などの変化により、その社会のペースアップに巻き込まれ、時に充電残量以上のパフォーマンスを追求したり、また充電効率低下に気付かず若い時のようなパフォーマンスを追求してしまいます。その結果、身体も心も許容量を超えてバランスを失った生活を送っています。
わが国の休養回復がこれほど脆弱で、早期に対応が出来なかった原因は、歴史的文化的背景から「勤勉の美徳」を有する国民のメンタリティーと、「休養」に対する情報アップデートがなされてこなかった社会のリテラシー不足(不理解)があると考えています。
まさに社会が大きく変わろうとしている今こそ、国民全体で自分自身のバランスを取り戻すタイミングだと考えています。
※心身のローバッテリー状態とは、心身のペース乱れやストレス過多による疲労で、パフォーマンス・モチベーション低下や健康不安を起こしていることを指し、その状態を充電池のバッテリーで例えた言葉になります。

【協会の活動内容】

1、調査・研究
14万人データによる日本人の休養環境の分析
職場、学校、家庭の休養環境の研究
日本型ドイツ式休養スタイルの研究・開発 ※ドイツ GENKIアカデミーとの連携

2、社会リテラシー向上
「休養学」のテキスト刊行
リカバリー休養白書の発刊(毎年予定)
webサイト、リリースなどでの情報発信

3、人材育成・活用
休養士の養成 ※「休養学」を活用した民間資格
休養士によるセミナー開催

4、「休養市場」創出を目指したアライアンスの設立
神奈川県 未病産業研究会内 休養部会の設立・運営
各自治体、企業への情報提供、コンサルティング
リカバリー(休養)の認証制度を目指したソリューションの研究

【主な活動スケジュール】

2020年
9月  リカバリー(休養)白書①「日本の社会主人公力と休養状況」を発表
10月 神奈川県未病産業研究会内に休養分科会を設立

2021年
6月 「休養学」テキスト発刊
   リカバリー(休養)白書2021発刊
9月  休養週間啓発キャンペーン実施

2022年
7月 リカバリー協会認定の「休養士2級」「休養インストラクター」資格制度スタート
9月 休養週間啓発キャンペーン実施
9月 ドイツ MV州にて日独国際休養シンポジウム開催
11月 産後リカバリープロジェクトスタート

2023年
2月 かながわ未病産業研究会にてセミナー開催
   神戸リサーチコンプレックスにてセミナー開催

電話・ファックスでのお問い合わせ

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