休養士・休養インストラクター
真鍋愛子 先生

会社員だからこそ伝えられる、等身大の休養学
2026年1月24日、安城市北部公民館で開催された「休養学のススメ」。講師を務めたのは、休養士・休養インストラクターの真鍋愛子先生です。定員を上回る申し込みがあり、会場では休憩時間にも質問が飛び交うなど、関心の高さがうかがえました。 普段は会社員として、今も第一線で働き続ける真鍋先生。多忙な日々のなかで休養学を学び、実践し、その体験をもとに講座を届けています。現場で働く当事者だからこそ、日々感じる疲労や葛藤に具体的な言葉で向き合っています。

「変わりたい」と思ったタイミングで出会った休養学
休養学との出会いは、仕事で疲れを感じていた時期でした。「何かを変えたい」と思い参加した講座で、特に印象に残ったのが“寝ること=休養ではない”という考え方です。
「家でゆっくりするべきかと思いつつ、疲れているときほど外に出かけていたんです。でも、それは間違いではなかったと知りました」休養は一つの方法ではなく、活力を高めるためのサイクルとして捉えるもの。その理解が、日常の選択を見直すきっかけとなりました。
資格を取得したことで肩書きや働き方が大きく変わったわけではありません。しかし、「どうすれば活力を取り戻せるか」を自分の言葉で説明できるようになったことは、確かな変化でした。職場で「なんとなく疲れている」「やる気が出ない」といった相談を受けた際にも、感覚的な励ましではなく、具体的な行動提案ができるようになりました。その積み重ねが、信頼として返ってきていると感じているそうです。

「まずは休養してから動く」。日常に根づく休養サイクルを広げたい
講座で大切にしているのは、「まずは整えてから動く」という考え方だといいます。朝はカーテンを開けて光を取り入れる、コーヒーは午後4時までにする、疲労の質に応じて外出や人との交流を選ぶ。どれも特別なことではありませんが、日々の小さな選択が活力の循環を生み出します。 「なんとなく不調」という曖昧な状態は、制度や一時的な対策だけでは解決が難しいものです。休養学は、疲労を構造で理解し、具体的な行動へと落とし込む学びです。理論と実体験の両方をもとに語られる内容は、参加者が自分の生活に持ち帰りやすい形で伝えられています。
一人で苦しむ人に、最初の“入り口”を
今後は地域での講座に加え、企業や自治体での勉強会にも活動の場を広げていく予定です。慢性的な疲労や離職リスクが課題となるなか、働き続ける力を支える視点から休養学を届けていきたいと考えています。
会社員として働きながら、等身大の実践を重ねる真鍋愛子先生。休養を特別なものにするのではなく、日常の選択として自然に根づかせていくことを大切にしています。日々の会話のなかでも、つい相談したくなるような柔らかな姿勢で、相手の言葉に耳を傾けています。本当の休養を少しずつ広げ、一人で悩みを抱える人にとっての“最初の入り口”となること。その思いが、活動の原動力となっています。
真鍋先生の休養セミナーは今後も開催予定です。講師のご依頼については、リカバリー協会ホームページよりお問い合わせください。
▼次回予定
概要:「休む力を身につける「休養学」~仕事をあきらめないための処方箋~」
日時:2026年3月21日(土)
場所:〒343-0025 埼玉県越谷市市大沢3丁目6番1号 パルテきたこし3階
主催:越谷市男女共同参画支援センター「ほっと越谷」
https://hot.koshigaya-center.jp/archives/5801
講師プロフィール
真鍋 愛子
(まなべ あいこ)
食品メーカー勤務 28年目(現在も継続中)
休養士、休養インストラクター
会社員として働きながら、休養士としての活動を両立しています。
過度なストレス、眠れない、感情が不安定、頑張り続けて疲れてしまう・・・そんな方にこそ、“本当の休む力”を届けたい。一人でも多くの方が、肩の力を抜き、自分らしい、笑顔を取り戻すきっかけになれば幸いです。


お問合せはリカバリー協会まで
URL:https://www.recovery.or.jp/recontact/
